不感症を改善する方法

不感症とは精神的なものと身体的な原因に分けられ、両方が重なって起こる場合もあります。

これは男性も女性も起こりうる事で男性の場合は性的刺激に反応しなかったり、勃起障害、射精がが行われなかったり、極度な遅漏といった症状が現れます。

女性の不感症について

女性の場合は性交ににおいてオーガズムに達しないという事や性欲が生じない状態になります。
性的な刺激に対して刺激が少なく、全く快感を覚えないのです。

性的な興奮は個人差もあり、誰もがこうしたら絶対に興奮するというわけでもなく、性的嗜好も人それぞれですので、見当違いな刺激を相手に与えている場合は興奮することが困難になります。

不感症は自分自身もそうですが、相手にとっても精神的ストレスを多く与えてしまっている場合が多いですが、焦って早急に解決しようというのは逆効果です。
不感症を改善するには双方の協力がとても大事です。
体位や興奮するように工夫したり、愛撫を工夫したり、新しいことにチャレンジするのも良いかと思います。
では、これから詳しくご紹介していきます。

精神的な改善方法

自分に自信を持つ

まずは精神的な角度から見ていきましょう。
セックスに対して不安や緊張感や自分をさらけ出す事への抵抗、恥ずかしさ、嫌悪感などが邪魔してセックスに集中できないことはないですか？
セックスに不慣れな方は特に男性に対して慎重で、好きな相手でもなかなか進展しなかったり、嫌われたらどうしようという不安の方が強くなってしまいます。
自分の身体が太っていたり、胸が小さいからと自分の身体にコンプレックスを抱えている方はセックスの時に緊張してしまいます。

誰もが裸になることに少なからず抵抗はあります。
ですから、自分磨きを頑張ったりして、不安や緊張がなくなれば集中できるようになり、不感症も改善できるかと思います。

パートナーとのコミュニケーション

他には、パートナーとの信頼関係がとても大事になってきます。
スキンシップ不足だと高揚感や気持ち良さを女性が感じる前に男性だけが気持ちよくなってしまい、終了してしまう事もあります。
前戯が少なかったり、ムードを盛り上げるのが苦手な男性は女性を性的なモードにもっていく事が出来ません。

ですから、愛撫やスキンシップに時間をかけ、気分を徐々に高めていくと、性的な興奮や感度も良くなりますし、濡れやすくもなります。

ストレスを解消

また、実は相手に集中するよりも自分に意識を集中した方が行為に集中出来るのです。
さらに最近ではストレスが原因で不感症になる方も多くなってきています。
仕事の忙しさからストレスが溜まったり、家庭のストレスで不感症になったり、感覚が鈍くなったりもします。

さらに進むと、鬱になって不感症を招いてしまう場合もあります。
ですから、ストレスを溜めないように毎日発散できるような何かを見つけたり、美味しいものを食べたり、好きなことをしたりしましょう。

身体的な改善方法

続いて、身体的な原因としては冷え症、生理不順、出産による体質の変化、体調不良、病気、怪我の後遺症、治療による薬の副作用などがあります。
体調不良が原因の場合、一時的なものが多く、回復すると徐々に治る場合が多いです。

生活習慣を見なおす

冷えは万病の元と言われるように不感症にも深く関わっていて、性感帯の感度が大きく変わるのです。
女性は性的刺激を受けて、快感を感じると身体が火照るように温まってきて、膣湿潤が起こるのです。
冷え症はホルモンバランスが深く関わっており、乱れると冷え症になってしまい、不感症になってしまうのです。
生理不順や体調不良でホルモンバランスが崩れると、女性ホルモンのエストロゲンの分泌が減少し、自律神経が乱れ、冷え症になるのです。

産後に性欲が全くなくなったり、不感症になるのはホルモンバランスの変動が激しすぎるので身体がついていけなくなっている可能性が高いのです。
妊娠、出産、授乳とめまぐるしい変化のある時期に加えて更年期に差し掛かると、どんどん不感症になってしまうのです。
ですから日頃の生活習慣の見直しがとても大事です。
睡眠不足にならないようにし、できればその日のうちに寝れるように心がけましょう。

バランスのいい食生活

食生活が乱れている方はバランスの摂れた食事を心がける事です。
糖質や炭水化物を摂りすぎると冷え症になってしまうので、摂りすぎないようにし、たんぱく質や過度なダイエットもやめましょう。
また、ファーストフードや菓子パンばかり食べていると肥満になったり、血管機能や神経伝達機能にも影響が出て、セロトニンも欠乏し、鉄分不足から貧血、生理不順にもなってしまいます。