不感症が引き起こすデメリット

気まずいカップル

不感症の悩みは誰かに気軽に相談できるものではないですよね。

心と身体は切っても切れない存在で、繋がっていて、不感症の原因は精神的なものと身体的なもの両方によってが原因だったりします。

不感症のおもな原因

精神的なものは性行為や相手に対しての不安感、スキンシップ不足、緊張感、相手にさらけ出して嫌われてしまわないかという抵抗や恥ずかしさがあります。
また、経験不足から男性に対しての恐怖感や嫌悪感、背徳感などもあります。

身体的なものは体質や身体の冷え、生理不順、ホルモンバランスの乱れ、妊娠、出産を繰り返すことで体質が変わったりする事やストレス、体調不良などがあります。
意外にも体調不良が原因で不感症になることが多いのです。
病気や怪我の後遺症や薬の副作用も原因になったりもします。ですが、一時的なもので体調が回復すると徐々に回復する事がほとんどです。

不感症になると、性的な刺激に対し、快感がなくなったり、快感が少なくなったりします。

不感症のデメリット

不感症になる事でデメリットが生じてきます。
不感症は女性がなるイメージですが、実は男性でも悩んでいる方はいるのです。

パートナーとの関係悪化

男性の場合は性的刺激に反応しない勃起障害や射精がされなかったり、遅漏などの症状が出ます。
それによって女性は自分に魅力がないのかと悩んだりして、信頼関係も悪くなり、関係も解消してしまう事にもなってしまいます。

本人にとっても相手にとっても精神的ストレスを与えてしまうのです。
相手のせいにしたり、自分に合う他の方を求めてしまう可能性があります。

性的興奮は人それぞれなので、見当違いな刺激を与えている場合はやはり話し合ってお互いが納得するようにしなければなりません。

結婚していると更に問題が大きくなることも

お互い心も身体も離れてしまいすれ違いが生じるとセックスレスになったりする夫婦も増えています。
結婚していなければパートナーを変える事はさほど難しい事ではないですが、夫婦ともなると簡単に関係を解消する事は難しくなります。

結婚、妊娠、出産を経験した女性は特に身体の変化が急激に起こりますし、母親になると母性が強くなるので、行為自体を重要だと思わなくなる方が多いです。
夫も妻を女性として見れなくなったり、相手にしてくれない寂しさから他の女性を求めてしまい、しまいには不倫してしまうという最悪な事態になってしまいます。

セックスレスは免れても新鮮さがなくなりマンネリしてしまい、不感症が長く続いてしまう事もあります。
慣れてしまって、前戯が少なかったり、ムードもなかったりすると、高揚感だったり、気持ち良さを感じる事もできなくなっていまいます。

パートナーとのセックスで愛撫やスキンシップ不足で挿入までが10分以内であれば前戯不足となり女性も相手を受け入れられなくなってしまいます。
女性はスキンシップや雰囲気が大事で気分も高まっていきますので性的なモードに持っていくのも大事なのです。
相手に気を遣い過ぎたり、不感症に対しての恐怖心から行為に集中できなくなったりもするので、相手の事よりも自分に意識を持って行ったほうが感度が良くなります。

不感症のデメリットを解決するには

不感症を改善し、引き起こすデメリットをなくしたいですよね。
そのためにはリラックスした状態でできる環境を整えたり、自分の性感帯はどこなのか探ってみたり、生活習慣の見直しをしてみましょう。

心の不安をなくして、自分の身体にコンプレックスがあるのであれば自分磨きも役に立つでしょう。
恥ずかしさや緊張感があると身体も硬くなってしまい、血行も悪くなってしまうので、感じにくくなります。
決して焦らずに、相手に打ち明けてみたり、キスやハグなどの時間を増やしてみると心も落ち着き相手に任せられるようになります。

普段から生活習慣が乱れている方は無理なダイエットをやめてみる事、炭水化物や糖分の過剰摂取をやめ、タンパク質を積極的に摂り入れてみましょう。
手軽なファーストフードも控えめにし、鉄分なども意識して摂ると良いかと思います。

また、運動不足も不感症に繋がりますので、有酸素運動やストレッチ、エクササイズ、ヨガなど軽めの運動をする事もおすすめします。
忙しくて毎日できないかと思いますので1日5分を週に2、3回でもいいので続けてみると、脳内の神経伝達物質が活発になり分泌され、気分も良くなり、前向きな気持ちに慣れます。

日本人の女性は性の悩みが多いとされている背景に頑張り過ぎや恥ずかしさ、性に関しての悩みをオープンにできないという国民性もあるそうです。
決して自分を追い込まないで専門家に相談してみたり、相手に気持ちをぶつけてみましょう。
悩みを共有する事でより強い信頼関係で結ばれ、お互いにどうして欲しいかなど恥ずかしがらずに話してみましょう。

実は男性も悩んでいてどうしたら良いか分からなかったと思っている方も多いのです。
男性のプライドとして打ち明けられない方もいるので上手く引き出してお互いに気持ちの良い関係性が築けると良いです。
自分1人で抱え込まずに焦らず改善できたらいいと思います。

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